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クーピー
クリエイティブチームの高橋です
先日、1歳半の息子にクーピーを買って、ちょっと遅めのお絵かきデビューをさせました。クーピーのお尻を親指と人差し指でつまむ(?)という持ち方でふわふわと紙の上をなぞる息子。当然ながら筆圧がかからないので、全く紙に色がノリません。
「ウウン!」
彼なりに多少、イラついたのか、つまんだ状態で叩きつけたクーピーが、かすかに数センチの線を描きました。
「わあ〜っ、上手だねぇぇぇ!!」
そして彼は満足そうに、クーピーを取っ替え引っ替え握ってみたり、ケースから出しては戻したり、ばらまきながら遊び始めました。まあ、最初はこんなものですよね。そのうち、画用紙からはみ出して描く日も、きっと遠くないのでしょう。(恐ろしい・・・)
ところで、息子がぐちゃぐちゃにしたクーピーを整えようと指定の色名順に片付けていたときです。
「はだいろ」として慣れ親しんだクーピーが、
「うすいろだいだい」という色名に変わっていることに気づきました。
そういえば、以前TVで人種差別の影響か?みたいな事を言ってましたね。
でも「ねずみいろ」はそのままか。
ハツカネズミの白色やモルモットの茶色もいると思うけど・・・
画材の世界も、なにかと大変だなあ。
普段仕事で色の話をする時は、染み付いている「はだいろ」を使ってしまいます。
いつか息子との会話中に
「同じ色なのに、どうして名前がちがうの?」問い詰められたら、どうしよう。
えーと、そうだ「肌色」は、1つの色じゃないんだよ。
だって人の肌は色々違うでしょ?
白っぽかったり、黄色っぽかったり、茶色っっぽかったり、黒っぽかったり。
それで、それでな・・・
「ふーん。じゃあ、みずは透明なのに、どうして水色なの」
・・・。
もうじき、2歳になる息子。
成長が楽しみです。