ボールクロック

楽しかったGWも終わってしまいましたが、世の中コロナ明けで旅行気分も盛り上がる中、皆さんはどこかにお出かけされたでしょうか？

私は去年の夏に引っ越しをしてから、家が快適すぎるのもあり、元々の出不精がさらに高じてGWはほとんど家の中で過ごしました。

過去のGWはどこかにでかけても、大渋滞に巻き込まれたり、人で溢れた観光地で食べ物も買えなかったりとか、正直良い経験がなかったです。

今回のような陽気と天候に恵まれたGWは部屋の中で快適に冷房を効かせてアイスとか食べながら適当なYoutubeでも見て非生産的に過ごすのが個人的には最高です。

そのような感じで外に出ていかないので、最近は家の中を快適に設えることばかり考えていて、この一年はずーっとインテリア欲が高いです。

でも素敵な家具って値段も高いことが多く、安く気に入ったデザインのものもなかなか見つからずで、最近は花瓶とか植物とか小物を買い足すなどしてお茶を濁して気晴らしをしていました。

そんなある日、友人とご飯を食べに行った時に友人が、表記の時計を買ったけど使っておらず余っているからと引越し祝い代わりにいただける話になりました。

ボールクロックっていう名前は知らなかったですが、この目立つ独特のデザインは見たことがありました。デザイナーはジョージ・ネルソンという人で、自分の知識としては派手なデザインの時計とか奇抜な椅子とか、あとはバブルランプとかを作ったミッドセンチュリーのデザインの人というイメージでした。

（二子玉の蔦屋家電にはいろいろな形のバブルランプが何灯も吊るされていて、落ち着いた中でも華やかな雰囲気を作っているのがかっこいいな〜と思っていました。）

ボールクロックも装飾性が高くて一度見たら忘れないような、ちょっと普通じゃないデザインです。数字も書いてないし機能メインの時計ではなく、部屋の装飾品のような扱いなのでしょうね。

今まで使っていたのは無印の時計で、近くで見ると安っぽくもありますが、シンプルで割と気に入っていたのもあり、ボールクロックみたいな個性的な時計が部屋にうまく馴染むかしらと少し心配でもありました。

ところが、いざ設置してみると、形は華やかですが不思議と部屋に馴染み、かつアクセントにもなり、とても良いバランスで部屋がワンランクアップwした感じに思われました。

頂いたボールクロックがビーチ材の一番シンプルな色だったというのも馴染んだ理由のひとつかもしれません。

昼もボールの影ができますが、夜も夜で照明の明かりがキレイな影を作ってくれるのでそれもまた気分が上がります。時計ってこういう影ができる立体的なものって珍しいのかもしれないですね。

部屋の中にまた一つ好きなものが増えて友人には感謝です。

どこかにでかけて何かを体験するのももちろん大事なことですが、部屋の中に好きなモノを置いたり、落ち着ける場所を作ったり、そういう過ごし方が最近は以前にも増して楽しく感じます。

コロナ明けで世の中の流れとちょっと逆行気味ではありますが、まだしばらくは家の中で楽しく過ごしたいなーと思っています。