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わたしの好きなホラー【第3弾!】
わたしの好きなホラー 第3弾
第1弾、2弾に続き、今回が第3弾。
今回もみんなにカルチャーに触れ、涼しくなっていただきましょう。
第1弾はこちらから
https://www.dig.co.jp/blog/staff/2023/07/1.html
第2弾はこちらから
https://www.dig.co.jp/blog/staff/2023/08/2.html
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第2クリエイティブチーム 山崎
ホラーは昔からすごく苦手で、それでも10代20代の頃は苦手なものもトライしていたので『呪怨』とか『仄暗い水の底から』などの有名どころの映画は観たことがあります。だけどやはり苦手だから、怖いシーンは耳を塞ぎながら観ていましたね...
ホラーって映像が暗くて音楽も不穏、そんな中主人公は行ってはいけない場所に進んでいくし、いきなり怖いヤツが出てきて音でビックリさせられたりなど、そういうのがほんとダメで...。
社会人なりたての頃『パラノーマル・アクティビティ』という実際にカメラで撮影しているようなドキュメンタリー調のホラー映画を観たんですが、最後のクライマックスで再生していたPCがフリーズしてしまい。。映画の演出だと思ってたのでしばらく怖すぎて動けなかった記憶があります。
そんなこんなでホラー映画はめっきり観なくなったのですが、そんな私でも観れるようなホラー映画、面白かったホラーゲームを紹介したいと思います。
◆「ミッドサマー」
ホラーといえば暗い夜のシーンが多く何か幽霊のようなものが登場して、登場人物に襲いかかるというイメージがありますが、このミッドサマーは明るいホラー映画。舞台となるホルガ村は白夜の気候なので夜がほとんどなく映像は基本的にずっと明るい。
映画館で観る前に明るいホラーであることだけは知っていたので、これなら観れると思い観に行ったのですが、別の意味で恐ろしくて怖い、ホラーというかスリラー?的な要素も含んだとっても胸糞悪い映画でした笑
民俗学の研究をしている大学生の仲間達でホルガ村で行われる夏至祭に旅行するのですが、その村を舞台に様々な事件が起こります。
その村には独特な宗教?があり、夏至祭には何名か生贄を用意しなければならない。簡単に言うとオカルトモノだと思うのですが、主人公と恋人とのリアルなマンネリ感とか、ホルガ村で行われる大祭の妙すぎる儀式など、全くハッピーにはなれないし本当に気持ちの悪い映画です笑
ネタバレになっちゃうので詳しくは書きませんが、最後のクライマックスあたりは本当に不快w
ただ、暗くてビックリするようなホラーが苦手な人でも観やすいところは良いですね。
・タイトル ミッドサマー
・監督/作者 アリ・アスター
・制作年 2019
・制作国 アメリカ/スウェーデン
◆「バイオハザード RE4」
誰もが知るバイオハザードシリーズの最新作、バイオハザード 4リメイク版のゲームです。
PS4やPS5などでプレーすることができ、元のバイオハザード4からストーリーなども再構成され、最新のグラフィックで作られたサバイバルホラーゲームです。とにかく映像がきれいなので、映画を観ているような感覚でプレイできます。
バイオハザードもいきなり窓から手が出てきたり、死んでいたと思っていたゾンビが動き出したりなどビックリさせられるイメージですが、最近のバイオハザードはもはやシューティングゲームですね。
敵ももはやゾンビではない感じなので、あまり怖くないんですよね。
とはいえ、シューティングゲームも私得意じゃないので、バイオハザードシリーズはいつもゲーム実況で観て楽しんでます。オススメのユーチューバーさんは有名どころですが弟者さん。うるさい系のゲーム実況と違って弟者さんは落ち着いた雰囲気でプレイしているので、観ていてストレスがないです。
加えてシューティングがうますぎるので、観ていてかなり気持ちがいい。加えて一番難しい設定でトライしているので、自分では到底プレイできないレベルで進んでいくのも楽しいんです。
2021年発売の『バイオハザード ビィレッジ』もグラフィックきれいで、あんまり怖くないのでオススメです。
・タイトル バイオハザード RE4
・監督/作者 カプコン
・制作年 2023年
・制作国 日本
◆「リトルナイトメア2」
こちらもゲームで、このリトルナイトメアシリーズは2作あって、最初に発売された『リトルナイトメア』もオススメですが、よりグラフィックがきれいな『リトルナイトメア2』がよりオススメです。
暗く不気味な世界観が人気のサスペンスアドベンチャーゲームなのですが、紙袋をかぶったモノと雨ガッパを着たシックスの2人が主人公。2人は小人なのか、他の登場人物と比べてものすごく小さい彼らが、謎を解いたり敵を倒しながら進んでいくゲームです。
ゲームが苦手な人でもホラーが苦手な人でも難しすぎないので、ゲーム上級者も初心者も楽しめます。ゲームで何を一番にオススメするかと言われたら、絶対このリトルナイトメアシリーズです。
このゲームでは特に世界観を説明されないので、いきなり迷い込んだ?森からスタートしていきます。
『リトルナイトメア』の方はシックス1人なのですが、シックスという名前の通り7つの大罪のうちの6番目である「暴食」がテーマのゲームになっており、料理人?とか暴食して太りすぎた人?などが登場します。
『リトルナイトメア2』は森、学校、病院、電波塔の街の4つの場面に分かれていて、こちらも1の「暴食」のようなテーマがあるんでしょうけどすみません、ちゃんと調べてません。。
このゲームの最大の特徴は死にゲーというところ。何回も同じ場面でトライしてようやくクリアできる場面がいくつも用意されています。一発で行けちゃう人もいるんでしょうけど、私は30回くらトライした場面がありました。。友達とあーだこーだ言いながら一緒にやるのも面白いです。
ホラー苦手な私は始めこそ恐々プレイしていましたがだんだん世界観に慣れていくのと、グラフィックがきれいで観ているだけで楽しくて、あっという間にクリアしましたね。
この感じのホラーもダメって人は、バイオハザード 同様ゲーム実況で見るのも楽しいのでぜひ観てみて下さい。
・タイトル リトルナイトメア2
・監督/作者 バンダイナムコエンターテインメント
・制作年 2021年
・制作国 日本
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第1クリエイティブチーム 熊谷
◆「実話怪談『山の牧場』」
怪異蒐集家、オカルト研究家の中山市朗先生が話す実話階段。
聖徳太子の「未来記」や『怪異実聞録・なまなりさん』の作者中山先生が自身の体験された実話。
若い頃映画の撮影の手伝いでロケハンしていた先生が兵庫県の山奥で無人の牧場跡地を発見。ただの廃墟かと思われたが探索していることと奇妙なことに気づく階段の無い2階建ての小屋、到底運べなさおうな巨大な石。不思議な牧場の噂が業界で流れ始めると....
YOUTUBEで全編聞けるので、ラジオ代わりにも楽しめます!
・タイトル 山の牧場
・監督/作者 中山市朗
・制作国 日本
・URL https://www.youtube.com/watch?v=biHZvbuhjII
◆「リング」
2度と見たく無いです。
・タイトル リング
・監督/作者 中田秀夫
・制作年 1998
・制作国 日本
◆「ファイナル・デスティネーション」
悲惨な事故を予知して死を回避した主人公たち7人だが死の運命からは逃れられない。一度は生還するものの偶然と偶然が重なり次々と死んでいく。家の中や街にありふれてるものが連鎖して主人公たちに死を与える見えない死神。その偶然の連鎖はまるで死のピタゴラスィッチ。この映画を見てから色々なことに気をつけるようになりました。朝は3度ぐらい家に戻り電源の確認をしてしまったり、変な位置に電柱はないかとか工事現場では必ず上を見るようにと...
・タイトル ファイナル・デスティネーション
・監督/作者 ジェームズ・ウォン
・制作年 2000
・制作国 アメリカ
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第2クリエイティブチーム 山田
◆「怪 ~ayakashi~「化猫」/ モノノ怪」
フジテレビの深夜アニメ枠「ノイタミナ」で制作されたアニメです。
『怪 ~ayakashi~「化猫」』(全3話)が2006年に放送され、その続編として『モノノ怪』(全12話)が制作されました。
江戸時代~大正時代を舞台に、謎の主人公・薬売りがさまざまな妖異による事件を解き明かしていくオムニバスストリーで、妖異が生まれる背景には人間たちの情や怨念があり、その人間の怖さを感じる物語です。
アニメーション全編に和紙の質感が使用されていたり、浮世絵や絵画をモチーフにした表現や、鮮やかな色使いなど、とにかく世界観が異質で、美しさとおどろおどろしさに圧倒されます。
ストーリーも伏線がいくつも張り巡らされていて、考察しがいのある展開でおすすめです。
個人的には一番最初の『怪 ~ayakashi~「化猫」』がとても好きなので、ぜひ見ていただきたいです。
・タイトル 怪 ~ayakashi~「化猫」
・監督/作者 中村健治
・制作年 2006年
・制作国 日本
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・タイトル モノノ怪
・監督/作者 中村健治
・制作年 2007年
・制作国 日本
15年前の作品ですが、今見ても色あせない極彩色の世界観
背景まで作り込みがすごい、クリムトの絵画などがモチーフに使われています
動きやカメラワークも見どころです
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開発チーム 篠原
霊的な存在を題材にした映画や小説が壊滅的に苦手なので、人間的な怖さという点でサイコホラーというジャンルの中から選んでみました。
◆「イン ザ・ミソスープ」
サイコ・サスペンスというジャンルの小説で、1998年には読売文学賞を受賞。
物語は夜の歓楽街、一人の日本人青年がアメリカ人の観光客にアテンドを依頼されるところから始まります。
とにかく、このアメリカ人観光客が不気味です。
読み進めている間、ひたすら頭の中で悪い予感しかしなかったです。
「そんなはずない、でもこの人物ならやりかねない。どうしよう。」と実際に小説の登場人物に恐怖を抱いたのは初めてです。
残虐性やグロい描写ばかりが続くのではありません。
むしろ紳士的で、表情豊かで、身なりもきちんとしている人物として描かれています。
しかし、穏やかな言葉遣いなのに突然脈絡のない話をしたり、スーツを綺麗に着ているのに財布の中のお札がぐしゃぐしゃだったり、視線の動かし方や皮膚の質感などの細かい描写を読み進めるうちに、そこはかとない不気味さを感じるのです。
この小説は日本人の危機感のなさへの批判が込められているらしく、「強大な恐怖に直面したとき日本人はどうするのか」を描くため、恐怖感を与える仕掛けが丁寧にされているのだと思います。
ただ、私は恐すぎて、その先にある批判には気づかず読み終えてしまいました。
もう一度読むにも勇気が必要なので、余裕があるときに挑戦してみようと思います。
・タイトル イン ザ・ミソスープ
・監督/作者 村上龍
・制作年 1997年
・制作国 日本
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第2クリエイティブチーム 大場
10年くらい前に見たゲーム実況をご紹介します。
◆「Ib」
美術館を舞台としたフリーホラーゲームです。
両親と「ゲルテナ展」を見に来た主人公Ib(イヴ)
しばらく1人で探検していると、美術館には誰もいなくなり、足音だけが聞こえてきます。
周回していると絵画の中に入り口が。入ると真っ暗な美術館が続いています。
美術館の中に進むと、絵画の中の人が追いかけてきたり、人形が逆さに釣られていたり、シリーズ絵画の中の人が罵り合ったり...鍵など次に進めるためのアイテムを手に入れるためのヒントですが、罪悪感が生じる演出が多いです。
途中でオネェ口調の男性と、Ibと同じ年くらいの女の子が出てきます。この人たちは仲間になるのですが、ストーリーを進める途中で美術品をたくさん壊すと、会話の選択肢次第で一緒に脱出ができるかが左右されます。
俯瞰視点で絵もリアルじゃないので(ドット絵のような感じ)そんなにこわくはないのですが、追いかけられる、突如襲われる系と、絵画の怨念を感じるところにやや恐怖感を覚えます。マルチエンディングなので、キャラクターのの執念や優しさを見れるストーリーも楽しめます。
2023年3月に任天堂Switchでも発売されたり、現在では池袋のパルコでゲルテナ展が開催されていたりと長く愛されている作品です。
・タイトル Ib
・監督/作者 kouri
・制作年 2012年2月(以降更新あり)
・制作国 日本