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レトロデザインとビールを学ぶ
こんにちは!
プロジェクト推進チームの田中みです!
先日、人生で初めて北海道旅行に行ってきました。
(すきな食べ物が寿司とラムの私にとっては最高の地すぎました...!)
自然の壮大さや食べ物の美味しさはもちろんですが、楽しみにしていたのは「サッポロビール博物館」への訪問。ビール好きの私にとって、外せない目的地ですよね。
博物館では、ビールの製造やパッケージの進化を学ぶことができますが、興味深かったのは戦後のビール業界にまつわる話でした。
博物館の中にはそこに至るまでのビールを守ってくれた歴史的に最高なことをしてくれた人の紹介もあったりするのですが・・
ざっくりお伝えすると、戦後間もなく、アサヒビール・サッポロビール・エビスビールなどの銘柄が一時的に統合され、一つのビールとして販売されていた時期があったそうです。
しかし、「以前のサッポロビールの味を復活させてほしい」という声が消費者から上がり、その後再び銘柄が分離されることになったとか。
この話から感じたのは、ビールがただの飲み物ではなく、人々の生活や文化、さらには感情に深く結びついているということ。(ビール好きの偏見的な見方な気もします。笑)
博物館には、これまでのサッポロビールのパッケージデザインや広告の歴史も展示されていました。
星マークが印象的なラベルデザインは、何十年も前に作られたとは思えないほど洗練されていて、いま見ても「かわいい」「おしゃれ」と感じられます。
レトロデザインの人気が再燃していましたが、サッポロビールの過去の広告やラベルは、その「レトロブーム」に完全にマッチするような雰囲気がありますよね。
ただのノスタルジーではなく、当時から培われた高いデザイン性が今も新鮮に映ります。
博物館を見おわる頃に思ったことは、デザインとは単なる美しさや機能性だけでなく、その時代や背景、そして文化までも反映しているものだということ。サッポロビールのデザインは、時代を超えて愛される理由があるのだと実感しました。
サッポロビールの歴史も感じられて、その後に飲んだ1杯(本当は6杯くらい)はいつもよりもおいしく感じました。
次回ビールを飲むときには、ただ味を楽しむだけでなく、そのパッケージに込められたデザインの歴史や文化にも少し思いを馳せてみてはいかがでしょうか?