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かめとの暮らし
小さい頃からずっと亀を飼っています。
トータルすると30年くらいでしょうか。
亀ってメジャーなペットではないかもしれないですが
かわいいんですよ、とってもとっても。
マイファースト亀は小学2年生のとき。
縁日でどうしても離れられずに父親に頼み込み、
1匹じゃかわいそうだよ〜とせがんで2匹一緒に買ってもらいました。
「ヘンゼル」「グレーテル」と名前をつけて(小2のナイスなネーミングセンス)、
可愛がったり、飽きて世話をしなくなって怒られたり
脱走したり戻ってきたりを繰り返しながら2匹と一緒に育ってきました。
ヘンゼルは亡くなってしまいましたが、グレーテルはまだまだ元気に生きています。
最初は500円玉サイズだったのが、今や30センチ近くの巨大ガールに......
巨体すぎてもはやグレーテルという名前も違和感しかなく、
最近は家族から「ぐ〜ちゃん」とか「かめぞう」とか呼ばれています。ひどい。
そしてこちら、今わたしと暮らしている「諭吉」です。
ふふふ、いい名前でしょう。縁起が良さそうでしょう、なんとなく。
ペットショップで購入したとき堂々と「オスです」と言われたので
じゃあもうこれ一択!とこちらも堂々と名付けたのですが、
数年後に無精卵を産むことになります。本当にびっくりしました。
上京の際に先述のヘンゼルだけを連れてきて一緒に暮らしていたのですが、
あまりに長いこと亀と暮らしていたためか、ヘンゼルが亡くなってすぐに
「亀のいない生活、耐えられない!!!キャ〜〜〜!!!」となってしまい
爬虫類ショップで一心不乱に水かきしてたのを購入したのが諭吉です。
オオアタマヒメニオイガメという種類です。
フロリダ原産で、サイズは最大でも8cmくらい。
一人暮らしの相棒としてはぴったりの、愛でやすくてうれしい手のひらサイズ。
性格はめちゃくちゃ獰猛で、掃除のたびに死ぬほど噛みついてきます。
基本的にご飯はフードでOK。たまにエビをあげると大興奮します。
カメラロールに残る最古の写真。うちにきたばかりのころです。
ころころしていてかわいいでしょう。
もうかれこれ8年くらい一緒に暮らしてますが、
短い足でばたばた餌くれダンス(餌が欲しいときの激しい舞)をしているのが
本当にかわいくて、今日もかわいくてえらいね〜と1日3回は声をかけています。
また、「亀は万年」なんて言いますが、亀は本当に長生きな動物。
諭吉もきちんと飼えば30年程度は生きるようです。
一万年は無理だけど、長く一緒にいられるというのも亀のいいところですね。
亀って犬みたいになつかないし、猫みたいにふわふわでもない。
水をすぐ汚すから水換えは大変だし水換えた瞬間にうんちするし(これ本当にやめてほしい)、まあ老若男女におすすめできるかといわれたら難しいかもなのですが。
は〜疲れたなと帰宅して、このちょっと間抜けなおとぼけ顔が出迎えてくれると
なんだか一気に気持ちがあったかくなるんですよね。
わたしが生活をだいたいご機嫌に過ごせているのは、諭吉のおかげなのかも。
もしペットを検討している方がいたら、亀も選択肢のひとつにいかがでしょう?