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ケネディが愛したシャルベのシャツ Charvet

ファッション
Sep 12,2017

1838年に誕生した世界で最も長い歴史を持つフランスのシャツメーカー。

パリのヴァンドーム広場に本店があります。

僕もパリを訪れた際、本店に行ったことがありますが、まず1階に展示されている膨大な量のネクタイに圧倒され、シャツ専門フロアである2階に狭〜いエレベーターで通されて再び圧倒され、、、

専門店というのはこうでなければならない、というのを見せつけられる感じです。

日本にはこうした古くからの専門店はないですが、京都にある呉服店などはこうなのかもしれませんね。(行ったことないので知らないですが)

ブランド名と店舗のフォントが違うのはちと気になりますね。
ヴァンドーム広場にある本店。シャツ売場はここの2階
シャルベのシャツは、ジョン・F・ケネディが愛用したことでも知られています。
ブルックスブラザースのBDシャツかと思いきや、アメリカ人であるケネディがフランスのシャツを愛したなんて意外な気もします。
久々のイラスト公開。彼が暗殺されたのは僕の誕生日でした。
左右で手首回りのサイズが異なること、ボディの下のカットがまっすぐ一直線であること、などが特徴でしょうか。
20年前くらいにここのブランドのクレリックシャツが流行ったこともありました。
愛するシャルベのシャツ、ホントに大好きなんです。
イギリスのシャツのように前立てがついているのもよいです。
タブカラー、クレリック、ラウンドカラーなどなど、色々です。
生地はイギリスのシャツのように硬いです。
トーマスメイスンのよう。(英国製のシャツはほとんどこの生地メーカーと、ここから分かれたエイコーン社の生地を使用)
イタリアのものと違って、襟の作りなんかカッチカッチです。
その感触、英国らしいクラシックな感じがして好きです。
シャツもよいですが、シャルベのネクタイやシルクのスカーフも素晴らしい。

シャルベと言えば三越ですが、合併したおかげで伊勢丹でも売られるようになりました。
あと品数は少ないですが、ユナイテッドアローズにもあります。
UAはセレクトショップだけあって、三越で売っているようなベーシックなタイプは売ってません。
クレリックとかタブカラーとか、他では売ってないちょっとヒネったものを扱ってます。
お店で聞いたら、シャルベに別注をかけて作っているとのこと。
なるほど。
この別注モノがカッコいいんです。
20年くらい前、僕がシャルベのシャツを初めて買ったのもUAでした。
その時に一緒に買ったシャルベの大判のシルクスカーフ、今も健在で使っています。
20年くらい前に買ったクレリックシャツも健在。
新品のシャツについてくる紙のタグのデザインもクラシックで好きです。
気が付けば、持っているシャルベのシャツはもう10枚近くになってます。
クラシックでありつつもフランスのエスプリが利いたシャルベ。
本当に大大大好きです。

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
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