東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。
国境なき医師団のブランディングを担当しました
Sep 20,2018
国境なき医師団。
この名前は、きっと誰もが1度は聞いたことがあるはずです。
世界の70カ国で活動し、48時間以内に医療チームを災害地に派遣する団体。
今回うちの会社で、この団体の採用ブランディングを手掛けました。
新しくデザインした採用のブランドロゴ
国境なき医師団とは、
独立・中立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体です。
この名前は知っていても、実際にどんな活動をしているのか、詳しい内容は僕もそれまで知りませんでした。
わかったのは、赤十字や他の団体とは異なり、中立を守るために、国や企業など特定の団体からの支援は受けず、民間人の寄付のみで運営している団体だということ。
だからこそ、日本が渡航を禁止している国であっても、また特定企業の利害関係にも影響を受けず、緊急時に医療チームを独自に現地に派遣することが可能なのです。
記憶に新しいところだと、エボラ出血熱に対するアフリカへの派遣でしょうか。
東日本大震災の時も、海外のどこの団体よりも早く最初に医療チームを送り込んだのが、この国境なき医師団でした。
独立・中立・公平な立場で医療・人道援助活動を行う民間・非営利の国際団体です。
この名前は知っていても、実際にどんな活動をしているのか、詳しい内容は僕もそれまで知りませんでした。
わかったのは、赤十字や他の団体とは異なり、中立を守るために、国や企業など特定の団体からの支援は受けず、民間人の寄付のみで運営している団体だということ。
だからこそ、日本が渡航を禁止している国であっても、また特定企業の利害関係にも影響を受けず、緊急時に医療チームを独自に現地に派遣することが可能なのです。
記憶に新しいところだと、エボラ出血熱に対するアフリカへの派遣でしょうか。
東日本大震災の時も、海外のどこの団体よりも早く最初に医療チームを送り込んだのが、この国境なき医師団でした。
提案初期の頃は、柔らかいデザインにする方向で検討
提案後半になると、だんだんストイックなアプローチに
ロゴのあとにはスローガンを開発しました
その国境なき医師団の日本事務局が、2018年7月から大規模な採用キャンペーンをスタートさせることになりました。
最初に呼ばれたのは、4社のうちの1社として、ブランド構築コンペへの参加からでした。
企画の段階から参画し、キャンペーンのコアとなるロゴ開発、スローガンを制作。
そこからWebとポスターなどの紙メディアに、クロスメディアで展開した事例になります。
最初に呼ばれたのは、4社のうちの1社として、ブランド構築コンペへの参加からでした。
企画の段階から参画し、キャンペーンのコアとなるロゴ開発、スローガンを制作。
そこからWebとポスターなどの紙メディアに、クロスメディアで展開した事例になります。
撮影を行って、ブランドイメージ全体をマネジメント
自立式のパネルデザインにも展開
■PLAN
要件定義
ブランドコンセプト立案
ブランドスローガン開発
撮影ディレクション・撮影
■DESIGN成果物
ブランドロゴマークデザイン
スローガン策定
Webサイト構築
ポスターデザイン
自立式パネルデザインなど
要件定義
ブランドコンセプト立案
ブランドスローガン開発
撮影ディレクション・撮影
■DESIGN成果物
ブランドロゴマークデザイン
スローガン策定
Webサイト構築
ポスターデザイン
自立式パネルデザインなど
4ヶ月かけてWebサイトを構築
インタビューページの一部です
団体の方たちと話していると、信念を持って活動しているということを強く感じます。
自国内ではなく、緊急事態に陥っている国外の特定地域で、命の危機に瀕している人たちを助けに行くというのは、なかなかできることではないです。
打ち合わせの中で、地雷で足がなくなってしまった子供たちの話や、色々なエピソードを聞かせていただき、自分が生活している環境は、なんて平和なのだろうかと、その違いについて実感しました。
ゆえに、そのマークやスローガンを考えることは、とても難しかった。
着手した最初の頃は、一般企業のリクルートのようにハードルを下げて、応募数を集めるアプローチを取ろうとしていましたが、団体のことを知っていくうちに、その考えは変化していきました。
自分たちがやれること=デザインの力で、何か社会の役に立つことはできないものか?
それは常に考えてきたことです。
今回の仕事がそれに該当するかどうかわかりませんが、複数の企業の中から私たちを選んでいただいたことが、少しでも団体の活動の良い結果につながれば、とても嬉しく思います。
↓実績はこちら
https://www.dig.co.jp/experience/detail.php?id=347
自国内ではなく、緊急事態に陥っている国外の特定地域で、命の危機に瀕している人たちを助けに行くというのは、なかなかできることではないです。
打ち合わせの中で、地雷で足がなくなってしまった子供たちの話や、色々なエピソードを聞かせていただき、自分が生活している環境は、なんて平和なのだろうかと、その違いについて実感しました。
ゆえに、そのマークやスローガンを考えることは、とても難しかった。
着手した最初の頃は、一般企業のリクルートのようにハードルを下げて、応募数を集めるアプローチを取ろうとしていましたが、団体のことを知っていくうちに、その考えは変化していきました。
自分たちがやれること=デザインの力で、何か社会の役に立つことはできないものか?
それは常に考えてきたことです。
今回の仕事がそれに該当するかどうかわかりませんが、複数の企業の中から私たちを選んでいただいたことが、少しでも団体の活動の良い結果につながれば、とても嬉しく思います。
↓実績はこちら
https://www.dig.co.jp/experience/detail.php?id=347
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