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世界に誇る有田焼 深川製磁 

ライフスタイル
Nov 02,2018

僕はテーブルウェアとか器について、ほとんど知識がありません。

でもデザインなら少しだけ好みがあるようです。

白山陶器など白磁が好きってことだけはわかってきました。

そんな中で、数少ないお気に入りのブランドを紹介しますね。
このブランドがどれだけ知られているのか、有名なのかどうかもよくわからないですが、皆さんは知ってるかもしれないですね。
深川製磁という陶器ブランドです。
やっぱりデザインがいいという点で、気に入っているのです。
最初は2つだけ購入しましたが、シリーズを買い足して今に至ってます。
ブランドについて、ちょっと調べてみました。
九州、佐賀県が生んだ有田焼の最上品窯元。
1894年創業、1900年のパリ万博で金賞を受賞。
その後、100年もの長い期間に渡り、宮内庁御用達だそうです!
白磁の滑らかな美しさは、卓越した釉薬の仕上げによるもので、1350度の高温から生まれた強度も特徴の1つ。
そんな背景を知らずにデザインだけで購入しましたが、その魅力は歴史に裏打ちされたものがあるってことですね。
このシリーズ、器としての絶妙なサイズ感と、1つ1つ異なる絵柄が粋で素晴らしいのです。
デザインのモチーフは様々ですが、絵柄の中に艶アリと艶消しの部分をコンビネーションで配置したり、絶妙です。
古典のモチーフを現代的にアレンジしているのがよいです。
少量ならうどんも入れられるし、小鉢として盛り付けにもちょうどよい。
僕はもっぱらおしるこを食べるときに、この器を使ってます(おしるこが大好きなので、何杯も何杯も)
和洋問わず使えます。
こうしたお気に入りデザインの器をデイリーで使うのはよいですねぇ。
持った時の重みと、器の厚みが他の器と確実に違います。
視覚的だけでなく、触感もよい、それがこの器の最大の魅力でもあると思ってます。
卓上を楽しませてくれる逸品です。

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
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