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雨の週末は、Tom Mischを聞きたくなる

音楽
Jul 19,2019

最近1日何度も聞いているのが、トム・ミッシュです。

先日来日してたみたいなので、好きな人はきっと生演奏を聴きに行ったことでしょう。

ホントに若いんだよねー
ロンドン出身の若き天才ミュージシャン トム・ミッシュ。
なんと、まだ23歳なんですよ。
若いなー。
メインの担当はギターですが、1人で何でも楽器を演奏しちゃう宅録系のミュージシャン。
16歳の時、ネットに自分の曲をアップロードしたところ、再生回数で大きな話題となり、去年メジャーデビューしました。
Jazz、Hiphop、Soulなど、色々な要素が混じった音楽ですが、どのジャンルの枠にも入らない絶妙な隙間の音楽というか。
メローだったり、グルービーだったり、チルな感じも。

その中でも、この曲が一番有名でしょうね。
ジャミロクアワイや90年代のACID JAZZの要素も入ってます。
グルービーなナンバーなのに甘いのは、彼の声のせいでしょう。
カッコいいねー。



こういう音楽を宅録で作るDJは結構いると思いますが、彼はギタリストだというのがポイントだと思います
イマドキなら、サンプリングを使えばいいし、楽器を演奏する必要はない。
世界でギターを演奏する人口は、以前よりめちゃくちゃ減っていることでしょう。(ギターメーカーの経営状況を見れば明らか)
音楽はデジタルになって、汗をかかずにテーブルで作る時代になりました。
ギターヒーローがいない時代に、宅録ミュージシャンでありながら、あえてギターを演奏するのがよいです。
人の心を打つのは、やっぱりアナログなのだということでしょうか。
ヒットした映画のボヘミアンラプソディのことを、誰もレトロな映画とは言わないってことです。
ギターの演奏よし、センスよし、声よし、顔も良し、そして23歳、、、こんなヤツがいるっていうのが驚愕です。

上の曲もいいけど、僕はこの曲が大好きです。
やっぱり声がいいんだよね。
最近いっつも聞いてます。




こちらは10分で曲を作るという企画の動画。
10分でオリジナル曲作って、楽器の全パート完成させちゃうんですよ・・・
スゲー時代、スゲーセンス。



こういう才能ある人がいきなり出てくるのは、技術の進歩とデジタルネイティブの特徴でしょうか。
よくある宅録の打ち込み感が全面に出てきてないのが、好きな理由なのだと思います。

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松本知彦 Tomohiko Matsumoto

東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。

  • 趣味:考えること
  • 特技:ドラム(最近叩いていない)
  • 好きなもの:ドリトス、ドリフターズ、
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