デザインで問題を解決し、数字に貢献する

またいつものように、知らない会社からメールが届きました。

営業してないので、いつも始まりはここからです。

今回は出版社から雑誌の表紙デザインのご相談。

創刊から10周年の雑誌です

その出版社はエクスナレッジ。
「建築知識ビルダーズ」という雑誌の相談でした。
エクスナレッジと言えば、撮り下ろしでコルビジェの写真集を出したり、TSUTAYAと共同で世界中の個性的な本屋の写真集を出したり、キラリと光る書籍を手掛ける出版社として知っていました。
今回相談いただいたのは、「建築知識ビルダーズ」が10周年を迎えるので、ロゴを変えてリニューアルしたいという内容。
建築知識は、以前時々本屋で立ち読みしていたことがあります。
建築家向けの専門的＆技術的な内容がメインなので、一般には読まれてないと思います。
その別冊「建築知識ビルダーズ」も同じ時期に立ち読みしていました。
ビルダーズの方も技術寄りの内容ではありますが、写真メインで読みやすい。
ハウスメーカーや工務店、家を建てたい人をメインターゲットとしている雑誌。
競合は、LIVESと住宅特集あたりかな。

早速見本誌が送られてきました。

当初の提案はBだけでしたが、雑誌名も大きく訴求することになり。

僕も家を建てる時、それらを見ていた時期がありました。
でも毎月欠かさず読んでいたのは、新建築、新建築の住宅特集、そしてGA。
今は建築雑誌でも何でもなくなってしまったカーサブルータス。
たまーに日経アーキテクチュア
書店の同じコーナーに建築知識もあったので、時々手に取っていた。

色校正と本誌

エクスナレッジの編集長は、雑誌の宣伝会議を見て、うちの会社を知り、依頼されてきたとのことです。
宣伝会議のロゴを変えて、表紙のイメージを刷新したのを見ていただいていたんですね
嬉しいことです。
ご要望に応えて、「建築知識ビルダーズ」のロゴと表紙をリニューアルしました。
今月号からです。

アマゾンの住宅建築　売れ筋ランキング1位！！！

早速先方から報告いただいたのですが、出てから1週間、過去3年間で一番売れているとのこと。
なんと、Amazonランキング家づくり部門で1位です！！
素晴らしい
カーサブルータスを抑えているのがいいですねーw
美しい、カッコいい、記憶に残る、はもちろんですが、デザインの役割は、問題を解決して、ビジネス＝数字に貢献すること。
それが常に我々に求められています。
こうしてきちんとした形で結果に出るのは成功事例です。

これから毎月表紙をデザインすることになります。
一般向け書籍ではありませんが、もし本屋で見つけたら手に取ってみてください
よろしくお願いします