東京新宿生まれ。
漫画家の父親を持ち、幼い頃より絵だけは抜群に上手かったが、
働く母の姿を見て葛藤し、美術を捨てて一般の道に進むことを決意。
しかし高校で出逢った美術の先生に熱心に説得され、再び芸術の道に。
その後、美術大学を卒業するも一般の上場企業に就職。
10年勤務ののち、またしてもクリエイティブを目指して退社独立、現在に至る。
松本画伯、歴史的な文房具店の絵を描く
Jul 07,2020
銀座に本店を構える文具専門店の伊東屋については、皆さんもご存知ですよね。
創業は今から116年前、1904年(明治37)ですから、ものすごく長い歴史を持つお店です。
最近ではタリーズやユナイテッドアローズとのコラボ、アメリカへの出店、銀座のビルを建て替えた新店舗のグランドオープンに続き、横浜元町への出店などなど、このところ企業活動が活発です。
伊東屋銀座本店のファサードの絵を水彩で
うちの会社と取引させていただいてから7年くらいが経ちます。
取引開始当初は、銀座の店舗がまだ建て替えられる前で、以前の銀色のビルでした。
そこからコーポレートサイトリニューアル、システム開発、オンラインストアの開設などなど、いろいろな業務をやらせていただいています。
取引開始の頃は、同じ銀座にある婦人靴の専門店、銀座かねまつのオンラインストア初期構築を手掛けたすぐあとでしたから、当時は毎週のように銀座に打合せに行ってました。
伊東屋さんとは業務以外にも接点があって
うちのオフィスで使っているファイルケースは、伊東屋のオリジナル「ヘルベチカ」シリーズの白ですべて揃えていたり、
毎年スタッフを表彰する際に贈呈する記念品も伊東屋で名前を入れて作ってもらったり、
プライベートでは、僕の父親の展覧会も伊東屋さんで開かせていただいたり、公私ともにお世話になっている会社です。
取引開始当初は、銀座の店舗がまだ建て替えられる前で、以前の銀色のビルでした。
そこからコーポレートサイトリニューアル、システム開発、オンラインストアの開設などなど、いろいろな業務をやらせていただいています。
取引開始の頃は、同じ銀座にある婦人靴の専門店、銀座かねまつのオンラインストア初期構築を手掛けたすぐあとでしたから、当時は毎週のように銀座に打合せに行ってました。
伊東屋さんとは業務以外にも接点があって
うちのオフィスで使っているファイルケースは、伊東屋のオリジナル「ヘルベチカ」シリーズの白ですべて揃えていたり、
毎年スタッフを表彰する際に贈呈する記念品も伊東屋で名前を入れて作ってもらったり、
プライベートでは、僕の父親の展覧会も伊東屋さんで開かせていただいたり、公私ともにお世話になっている会社です。
オンラインストアのリニューアルを4月に担当させていただきました。
その伊東屋オンラインストアのフルリニューアルオープンが、3か月前の緊急事態宣言の中でありました。
ここまで1年間くらい準備してきましたが、静かなリリースでした。
伊東屋のサイト構築を手掛けるのはこれで2回目ですが、100年以上の歴史を持つ企業の仕事に携われることは、会社としてとても嬉しいです。
https://www.ito-ya.co.jp/
銀座かねまつも創業から70年、こちらのオンラインストアのフルリニューアルも今まで2回担当させていただいて、こうした長い歴史を持つ企業の活動に携われることは、私たちにとっては誇りに感じています。
https://www.shoesconcierge.jp/shop/
今回の伊東屋オンラインストアのリニューアルの大きな目的は、それまで別々になっていたコーポレートサイトとオンラインストアを1つのサイトにすることです。
それまでコーポレートサイトでは来店送客、ECではオンライン販売にそれぞれ特化した戦略を行ってきましたが、それらを1つのプラットフォームの上で融合する戦略に変更すること。
他の企業のオンラインストアでも何度か、同じような要望をいただき、リニューアルを担当した経験がありますが、その企業の考え方によって、そして使っているECのパッケージによってそのやり方は異なります。
私たちの実績で言うと、たとえばノースフェイスを筆頭に多くのスポーツブランドを持つGOLDWIN、3年前にオンラインストアとコーポレートサイトを結合しました。
https://www.goldwin.co.jp/
また20以上のレディスブランド、全国に100店舗以上を展開するアンビデックス、
こちらも6年前にオンラインストア構築後、GOLDWINと同じ頃コーポレートを統合しました。
https://www.ambidex-store.jp/
どちらも弊社の構築実績ですが、2社を比較してもその手法は異なっています。
また若年層をターゲットにする企業では、EC送客という機能がコーポレート管轄ではなく、SNSを重視したリニューアルも経験しました。マークスタイラーの運営するRUNWAY CHANNELです。
https://runway-webstore.com/
今回の伊東屋は、アパレルのようにブランドごとに店舗展開しているわけではありませんので、上記の企業とは異なる設計思想でリニューアルしました。
そのベースにあるのは、アパレルのように売上の高い=強い特定ブランドを中心に考えるのではなく、企業全体としてのブランディングの考えです。
この点は以前の初期構築の時も同様の考え方でした。
100年以上培われてきた歴史、DNAを大事にするという姿勢です。
ここまで1年間くらい準備してきましたが、静かなリリースでした。
伊東屋のサイト構築を手掛けるのはこれで2回目ですが、100年以上の歴史を持つ企業の仕事に携われることは、会社としてとても嬉しいです。
https://www.ito-ya.co.jp/
銀座かねまつも創業から70年、こちらのオンラインストアのフルリニューアルも今まで2回担当させていただいて、こうした長い歴史を持つ企業の活動に携われることは、私たちにとっては誇りに感じています。
https://www.shoesconcierge.jp/shop/
今回の伊東屋オンラインストアのリニューアルの大きな目的は、それまで別々になっていたコーポレートサイトとオンラインストアを1つのサイトにすることです。
それまでコーポレートサイトでは来店送客、ECではオンライン販売にそれぞれ特化した戦略を行ってきましたが、それらを1つのプラットフォームの上で融合する戦略に変更すること。
他の企業のオンラインストアでも何度か、同じような要望をいただき、リニューアルを担当した経験がありますが、その企業の考え方によって、そして使っているECのパッケージによってそのやり方は異なります。
私たちの実績で言うと、たとえばノースフェイスを筆頭に多くのスポーツブランドを持つGOLDWIN、3年前にオンラインストアとコーポレートサイトを結合しました。
https://www.goldwin.co.jp/
また20以上のレディスブランド、全国に100店舗以上を展開するアンビデックス、
こちらも6年前にオンラインストア構築後、GOLDWINと同じ頃コーポレートを統合しました。
https://www.ambidex-store.jp/
どちらも弊社の構築実績ですが、2社を比較してもその手法は異なっています。
また若年層をターゲットにする企業では、EC送客という機能がコーポレート管轄ではなく、SNSを重視したリニューアルも経験しました。マークスタイラーの運営するRUNWAY CHANNELです。
https://runway-webstore.com/
今回の伊東屋は、アパレルのようにブランドごとに店舗展開しているわけではありませんので、上記の企業とは異なる設計思想でリニューアルしました。
そのベースにあるのは、アパレルのように売上の高い=強い特定ブランドを中心に考えるのではなく、企業全体としてのブランディングの考えです。
この点は以前の初期構築の時も同様の考え方でした。
100年以上培われてきた歴史、DNAを大事にするという姿勢です。
色を塗る前のドローイングの状態。
こちらで完成です。
その中で松本画伯は絵も描かせていただきました。
描いた絵を社内で編集し、扉が開く動画に仕上げています。
こうした仕事を通じて、いつも感じるのはブランドとは何かということ。
目に見えないブランド、だからこそ、それを視覚化する際には「らしさ」ということを避けては通れません。
描いた絵を社内で編集し、扉が開く動画に仕上げています。
こうした仕事を通じて、いつも感じるのはブランドとは何かということ。
目に見えないブランド、だからこそ、それを視覚化する際には「らしさ」ということを避けては通れません。
動画になって動いてますw
別の事例で言うと、伊勢丹三越のオンラインストアのリニューアル、コーポレートサイトの構築を今まで3回担当させていただいてきましたが、その時も「毎日が新しいファッションの伊勢丹」というスローガンの品質を守ることをデザイン、ユーザビリティに要求されました。
品質と言っても、それは目には見えない。
心の中にあるものです。
伊東屋のプロジェクトでも、サイトの使いやすさという基本的な品質を守りながら、企業ブランドの「らしさ」ということを常に考えねばならないプロジェクトのように思います。
また、そんな企業の絵を描くこと1つを取っても、その考えがベースになければいけないことを感じます。
116年の歴史がある企業の絵、ちょっと緊張しましたね。
品質と言っても、それは目には見えない。
心の中にあるものです。
伊東屋のプロジェクトでも、サイトの使いやすさという基本的な品質を守りながら、企業ブランドの「らしさ」ということを常に考えねばならないプロジェクトのように思います。
また、そんな企業の絵を描くこと1つを取っても、その考えがベースになければいけないことを感じます。
116年の歴史がある企業の絵、ちょっと緊張しましたね。